DPSWS2023・参加報告（瀧澤）

学会情報

発表概要

タイトル

組織Slackにおける孤立ユーザと非活性グループの発見を目的としたコミュニケーション分析システムの開発

内容

我々の研究室では普段Slackというチャットコミュニケーションツールを使用していますが、オンラインでのコミュニケーションは対面でのコミュニケーションと比べて、組織でどのようにコミュニケーションが行われているのか、また組織に馴染めていないなど他人とのコミュニケーションが少なく孤立している人がいるのかを把握することが難しくなっています。そこで我々は、Slackのチャットデータを元に、組織で行われているコミュニケーションを可視化し、孤立ユーザを発見するシステムを作成しました。今後は発見した孤立ユーザに対する適切な介入について検討したいと考えています。  

ソーシャルグラフ

体験記

論文の発表は初めてだったので、とても緊張して震えてました。上手くは話せなかったですが今後に向けての課題が見つかり成長できたと感じています。 ざっくりと体験したことを1日目から記します。 飛行機に乗るために4時には起きて5時前には家を出たかったのですが、少し寝過ぎて5時に起き、慌てて家を出発しました。荷物検査終了の数分前にギリギリ空港に入り、急いで検査をしました。 飛行機は窓際の席でとても快適でした。 飛行機で小松空港に降りたあとはバスや電車を使って会場の磯はなびまで向かいました。

会場はとてもいい場所で空気も美味しいような感じはしました。 セッションが始まると発表者の発表や質問者との活発な議論が行われ、他の人の発表でも自分のこれからの研究の糧となると感じた内容が多かったです。 夕食はおいしかったです。夕食後は、次の日が自分の発表だったのでスライドの編集をしてました。そうしているうちに温泉の閉鎖時間が迫ってきており、急いで向かいましたが、清掃の方にもう無理だと言われました。ですがなんとか頼み込んで、温泉には浸からず5分でシャワーだけ浴びさせてもらいました。

2日目は発表がありましたが、起きてから発表までの記憶はあまりありません。その後の夕食は美味しかったです。夕食後は部屋のメンバーと話したり、Slackに送られた発表への質問に答えたりしていました。そうしているうちに気づけば温泉の水が止まる時間が迫っていたので、急いで温泉に向かい、大浴場と露天風呂にさっと浸かって上がりました。とても良かったです。

3日目はあっという間に終わりました。やはり印象的だったのは最後の発表だった大平さんのプレゼンです。最優秀プレゼン賞をお取りになりましたが、表彰前からそれを確信するほどとても良い発表でした。特に良いと思ったのは、研究内容に入る前の導入がとても丁寧で、スムーズにその後の研究内容や全体の発表内容が頭に入ってきたことです。自分もそうなりたいと思いました。

3日目の午前中にワークショップは終わり、午後は一緒に来た先輩や先生と金沢で観光しました。兼六園、金沢城を見て、近江市場で海鮮丼を食べました。観光も終えて、お土産を買おうと金沢駅に戻ろうとした時、帰りの航空便が天気の影響で欠航になったことがわかりました。なのでサンダーバードと新幹線を乗り継いで帰りました。欠航がわかってからずっとバタバタしてしていて、結局お土産を買うことはできませんでした。

帰りの移動中に１つびっくりしたことがありました。新幹線の中で、自分は旅行や発表の疲れもあり、だらだらと携帯をいじって、それから寝るためにシートを倒そうとしました。そこでふと斜め前に座っていた先輩方の方を見ると、なんと3人とも、座席についているテーブルにパソコンを置いて、黙々と仕事をしていました。とても眠かったし、一応まだ旅行中なので溜まっているタスクのことなど考えずに現実逃避していた自分とは対照的に、早々と旅行気分から現実に戻って淡々と作業している先輩方の背中は、とてもかっこよかったです。結局自分は睡魔には勝てませんでしたが、いつかはこういう大人になりたいと思いました。 

富山楽しかったです。

サンダーバード内での写真