ACM Mobisys2024・参加報告(林田)

学会情報

発表概要

タイトル:

Estimating Psychological States during Communication through Non-invasive Multimodal Sensing Methods

内容:

コミュニケーション中の心理状態をユーザ非侵襲な方法で推定するための手法やシステムの模索

質疑内容

• プライバシーに関するポイントとしてユーザが自分の心理状態を監視されたくないかもしれないと感じじるということであるため，システムにユーザが自分の心理状態を監視されていることを知り，監視させるかさせないかについて決定できるようにするための追加の方法が必要では？
• ユーザ非侵襲な方法を探すのが難しそう

体験記

4泊5日で学会に参加しました．私が参加したのはASSET symposiumでトップレベルの研究者がメンターについてくださり，研究内容について意見をいただくことで研究スキルを向上させるプログラムでした．二日目にASSETのメンターさんと自分の研究について30秒で話すクイックピッチを通して自分の研究について色々意見をいただきました．また，三日目にポスター発表を行いました．英語でのポスター発表はこれで3度目なので緊張はしなかったですが，やはり何度か英語を聞き取れないことがあり，まだまだ英語で話す力を付けなければいけないと思いました．

メインの発表やkeynoteの発表は，今まで参加した学会の中で一番人間情報システム研究グループで行っている研究に近い研究が多いと感じました．

メインの発表の中では，音響デバイスを用いた表情認識や6軸のポーズ推定，指タッチジェスチャーによるスマートウォッチのプライバシ保護がとても面白いと感じました．

三日目のバンケットでは，会場がとても豪華で料理もとても美味しかったのでとても楽しかったです．

まとめ

メインの発表に採択された論文は，これまでの研究とはかなり違う面白さや斬新さがありました．自分の研究もこのようなトップカンファレンスに通せるように論文をリサーチし，既存研究の課題点を解決する斬新な方法を思いつけるようになりたいと思いました．また，研究の内容をきちんと英語で伝えられるようにもっと練習しようと思いました．