NLPIR 2024・参加報告(喜田)
学会情報
参加した学会名 | 2024 8th International Conference on Natural Language Processing and Information Retrieval |
開催場所 | 岡山大学(岡山県岡山市) |
日程 | 2024/12/13-2024/12/15 |
報告者 | 喜田 周作 |
会議概要
Nowadays, advances in computer engineering made it possible that humans may interact with the machines in their natural language either in the written or the spoken manner. At the same time, the amount of (textual) data available in big data bases as well as the world wide web is growing in a rapid manner. Both developments setup new challenges for the development of innovative algorithms to recognize speech, to categorize and classify not only textual information in short times as well as to extract knowledge and wisdom from a huge pile of raw, unevaluated data.
NLPIR is one of the key academic conferences to present research results and new developments in the area of the Natural Language Processing and Information Retrieval(reference).
今日、コンピュータ工学の進歩により人間が自然言語で機械と対話することが可能になった。同時に、ビッグデータベースやワールド・ワイド・ウェブで利用可能な(テキスト)データ量は急速に増加している。この2つの発展により、音声を認識し、テキスト情報だけでなく、膨大な量の未評価の生データから知識や知恵を抽出するための革新的なアルゴリズムを短時間で分類・分類するための新たな挑戦が始まっている。
NLPIRは、自然言語処理と情報検索の分野における研究成果や新展開を発表する重要な学術会議の一つである。
発表概要
タイトル
Examine the Filter Bubble with a Focus on Emotion and Content
内容
近年様々なオンラインサービスにおいて、推薦システムの普及が進んでいる。推薦システムは利用者の情報取得をサポートし、ユーザエクスペリエンスを高める一方で、ユーザが好まないと判断したコンテンツの推薦は遮断され、偏った情報を提示し続ける可能性がある。
この現象は「フィルターバブル」現象と呼ばれ、長年議論を生むトピックとなっている。
本研究では,webニュースサイトにおけるフィルターバブルの新たな定義手法を提案し,評価を実施した.
質疑内容
- 本研究ではsentiment analysis modelとしてVADERを採用していたが、他のmodelで検証は実施したか?
体験記
自身初の国際学会でした。
国際学会なのに国内開催ということだけが少し残念でしたが、岡山県には行ったことがなかったので、とても楽しめました。
会場の岡山大学↓
土日にも関わらず、日中は学生で溢れかえっていて驚きました👀
私は2日目の最終セッションでの発表でした。初めての英語発表でガチガチに緊張していました🥶
満点を付けられるような発表ではありませんでしたが、何とか質疑にも答えることができ、無事に発表を終えることができました。
2日目の夜にはバンケットが行われました。色々な意味でカオスな現場でした。
そして光栄なことに、論文が本学会のBest Student Paperに選ばれました!
(まさかのPrize付き💰)
日頃から手厚いサポートをしてくださっている指導教員の先生方のお陰です。本当にありがとうございました!