第108回MBL・第79回UBI・第38回CDS・第27回ASD合同研究発表会・参加報告(片桐)

学会情報

参加した学会名第108回MBL・第79回UBI・第38回CDS・第27回ASD合同研究発表会
開催場所長崎大学(長崎県)
日程2023/9/25~2023/9/26
報告者片桐凜太郎

会議概要

2023/9/25~9/26に長崎大学で行われた第108回MBL・第79回UBI・第38回CDS・第27回ASD合同研究発表会に参加しました.今回は4つの研究会から発表者が集まり,2日間で50件の発表が2会場で行われました.テーマも非常に豊富で,興味のあるテーマは聴講させて頂きました.

発表概要

タイトル

気圧センサを用いた腹部動作計測による発話時間の継続的計測手法の提案と実装

内容

日常的な発話時間の計測を行うために,呼吸による腹部の動作の変化を気圧センサを用いたデバイスによって計測する手法を提案・実装した.実験では,発話判別モデルを作成し,実際の会話データを用いて発話時間の推定・評価を行った.

質疑
  • Q1. 計測対象は人とのコミュニケーションをとっている時間のみで、独り言や歌唱などは含まれるのか
  • Q2.発話識別モデルの学習データとして,リアルな会話データを使うのはどうか
  • Q3.呼吸法の違い(腹式呼吸と胸式呼吸)によって計測データに違いはあったか
  • Q4.逆流動性胃炎の人は、定期的に長時間腹部が動いたりすることがあるが,そういったユーザへの対処はどうするのか
  • Q5.発話の分類の難易度はどのくらいのものなのか また、精度が低下してしまった原因は何か

体験記

1泊2日で初めての学会に参加してきました.1日目の午前のセッションで発表しましたが、不思議と緊張はありませんでした.興味を持っていただけるか不安でしたが、質疑応答では企業の方も含め多くの方に質問をいただきました.発表後は長崎ということで皿うどんを食べました。夜の懇親会では,普段お会いできないような方々とお話しました.2日目は先輩の発表や興味のあるテーマについて聴講しました.

 

 

まとめ

今回,学会に参加して感じたのは,自分の取り組んだ研究をいかに魅力的に発表できるかということが重要だということでした.頂いたご意見を基にまたここから研究を頑張って,他の学会にも参加したいと思います.