RIETIディスカッション・ペーパーに2件採択

独立行政法人経済産業研究所のRIETIディスカッション・ペーパーに、生物学的性差と生産性に関する論文が2件採択されました。いずれも、某プライム上場製造業企業で働く20~30歳代男女約500名の協力を得て、56日間連続(28日間×2ラウンド)の調査をした成果となります。
調査に当たって、我々の方で独自のLINEアンケートシステムを構築しました(こちらについては、昨年5月のMBLで発表済み)が、そこで集めたデータ分析結果となります。
1つ目は、体調に対する生産性の自己認識に関するものです。「女性自身が生産性低下をどの程度正確に認識しているのかについては必ずしも明らかではない。」という部分に着目しました。
女性の月内体調変動と職場の生産性:RCTによる記録とフィードバックの効果検証 Journal Article
In: RIETIディスカッション・ペーパー, no. 25-J-007, 2025.
もう1つは、そうして集めたデータを分析し、生物学的性差と生産性に関して分析したもので、男女の差や女性の中で差などを明らかにしたものです。
生物学的性差が日々の体調変動と生産性に及ぼす影響の実証分析:日次パネルデータによる男女比較 Journal Article
In: RIETIディスカッション・ペーパー, no. 25-J-006, 2025.