IEEE ACCESSに1件採択

IEEE ACCESSに下記の論文が採択されました。

この論文は、ウェアラブルカメラを用いた人間活動認識(HAR)における、プライバシー保護と認識精度のトレードオフを解決するための新しいアプローチを提案しています。従来のカメラベースの手法では、生活環境の豊かなコンテキストを取得できる反面、顔や機密情報が記録されるリスクがあり、一方で過度な匿名化(ぼかし処理など)は認識に必要な特徴を損なうという課題がありました。

そこで本研究では、エッジデバイス上で動作する軽量な視覚言語モデル(EdgeVLM)を「プライバシーフィルタ」として導入しました。この手法は、映像をローカルで意味のあるテキスト(画像キャプション)に変換し、生画像を即座に破棄することで「データ最小化」を実現し、外部への漏洩リスクを最小限に抑えます。さらに、このテキスト情報と加速度センサデータを統合したマルチモーダルモデルを構築することで、視覚的な特徴を意味的なテキスト情報で代替する仕組みを提案しました。

Koushi Hiraoka, Yugo Nakamura, Yutaka Arakawa

EdgeVLM as a Privacy Filter: Towards Privacy-Aware Activity Recognition from Wearable Camera Using Image Captions Journal Article

In: IEEE Access, 2026.

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