PT2023参加報告(本松)
学会情報
参加した学会名 | Persuasive Technology 2023 |
開催場所 | Eindhoven, The Netherlands(City, Country) |
日程 | 2023/4/19-2023/4/21 |
報告者 | Hiromu Motomatsu |
会議概要
Persuasive technology is a vibrant interdisciplinary research field, focusing on the design, development and evaluation of technologies aimed at influencing people’s attitudes and/or behaviors through informed persuasion, but not through coercion or deception. The research community aims at enriching people’s lives in various domains such as health, sustainability, education and well-being, by supporting the setting and achieving of goals they set for themselves, and thus change their behaviors.
説得工学とは、強制や欺瞞ではなく、情報に基づいた説得によって人々の態度や行動に影響を与えることを目的とした技術の設計、開発、評価に焦点を当てた、活気ある学際的研究分野である。研究コミュニティは、健康、持続可能性、教育、幸福など様々な領域において、人々が自ら設定した目標の設定と達成を支援し、行動を変化させることで、人々の生活を豊かにすることを目指しています。
本年度の採択率は26/69件で37.7%
発表概要
タイトル
内容
ユーザの興味のある商品情報から興味外の健康的な商品の情報へと段階的な提示を行うことで,健康的な商品の購買を促すシステムの提案
質疑
- Q1. 感情や情動に訴えかける画像を使用するなど、他の説得アプローチは検討しましたか?
- Q2. 提案アプローチは、他にどのような購買シナリオに展開できると思いますか?
体験記
初めての国際学会ということもあり、発表練習や想定質疑にはかなりの時間をかけてきましたが、実際に自分の番が近づくとうまく発表出来るのか、質疑は聞き取れるのか、回答出来るのかと不安がこみ上げてきました.しかしながら、いざ発表を始めてみると練習の甲斐あってか,あまり緊張せず話すことができました.この調子で質疑もうまく行けばよかったのですが、想定通り質問の英語をほとんど聞き取ることができませんでした.なんとか、聞き取れた単語から質問を推測して回答したものの回答は検討はずれ、回答の文法はぐちゃぐちゃと散々な結果に終わりました.発表後に数人の方から話しかけていただいたのですが、これまた聞き取れない...自身の英語力のなさを痛感する初めての国際学会でした.
ただ、国際学会が開催されたオランダのアイントホーフェンという街は芸術と工学の調和が美しい都市で、行く先々で芸術的なオブジェや建物を見ることができました.
食事に関してはワインが美味しく、2日目には学会参加者でレストランに行き、コース料理をいただきました.プレートごとにペアリングワインが提供され、どの料理も美味しく、ワインとの相性も最高でした. 3日間とも美味しい料理と美味しいお酒を堪能することができました.
まとめ
初めての国際学会で思ったことは、英語でコミュニケーションを取れるようになりたいです.相手の言っていることがあまり理解できず、自分の言いたいことを上手く伝えることができないのは大きな機会損失であると痛感しました.是非、英語力は身につけてほしいです.(自分も過去に散々言われてきたのに全くできていないので、実際に行って痛い目を見るほうが良いのかもしれません笑)ただ,海外での体験は新鮮でとても楽しいものだったので、国際会議には積極的に参加することをおすすめします.